Super GT 2009

世界的な不景気が自動車業界を覆う中、モータースポーツは縮小。
国内企業では3月にはHONDAがF1を撤退し、つい先日TOYOTAが同じくF1撤退を決めました。


莫大な参戦資金がかかる割に技術開発を市販車に応用するのは困難であり、広告としての価値も低い。特に日本国内モータースポーツが根付いていないのが現状です。ただでさえ会社は不景気の煽りを受けているのに、余計な投資はできない…といった所で縮小や撤退が相次いでいるのでしょう。会社を生き残らせる為の経営努力としては当然の事だと思います。


国内最高峰であり、世界最速のハコ車レースとも言われるSuper GT 500class。
この週末がシーズン最終戦はツインリンク茂木での開催(栃木県)。3チームが選手権トップを争う第7戦以降、激闘の後半戦。
私が応援しているレクサス勢のワークスチームである36号車PETRONAS TOM'S SC430が2位、そしてでポイントをリードしていたランキングトップの1号車MOTUL GT-Rが下位に沈んだ事で、ドライバーズそしてチームのシリーズチャンピオンとなりました。
前線、レクサスでは不利とされるオートポリス大分県)で36号車が優勝し、1号車に対してポイントを詰め始めた所から勢いが来てました。
関谷監督の「追う立場の方が有利」という言葉に表されている通りだったでしょう。


応援しているチームがシーズンを制するのは自分の事のように嬉しいです。



300classも織戸/片岡サンの19号車坂東組が、谷口/折目さんの7号車RE雨宮を寸での所で抑えシリーズ制覇。
500と300classの両方で好きなチームが優勝したのはダブルではなく、2×2で4倍…いや、それ以上の嬉しさです。
これで来年は38号車のZENT CERMOに鞍替え出来るかな←←




No.36、勝利をありがとう。来年は誇り高きNo.1の車で再びNo.1を目指して…。