DHC8-Q400

今更この話題ってのも変かもしれませんが、
先日、高知空港で起きた全日空のDHC8の前輪が出なかった事故について。

最初にその事故を耳にした時の印象は、


「またか・・・」


なんですよね。
以前から同型機は離陸時に前輪が収納されなかったりするトラブルを何度も抱えてて、欠陥機と言われてました。
日本の大手2社(JALANA)は同型機を導入しており、毎月の様にその不具合を耳にしていましたからね。今回はたまたま収納された脚が出なくなるという、今までとは違う事象でしたが、基本的には変わり無いと思うんですよね。まぁ素人目線だから正確な答えは言えませんが。

それに対する政府の対応は、同型機の前輪への整備時間期間を通常の1/10にして事故の危険性を減らすようにと各会社に通達してるようです。
確かに事故を未然で防ぐには良い手段ですが、これって会社が打ち出した機材運用の計画やコストパフォーマンスの予期しない所。この程度の横風に煽られても傾かないような会社だとは思いますが、多少なりとも収益に影響が出そうですね。

ようやく日本政府はカナダ政府に*1に対して抗議の文書を送ったようですが、相変わらず遅い・・・w


最後になりますが、最悪の事態を避けられたのはパイロットの腕が良かったからだと思います。
まだ若いキャプテンのようですが、これこそが日々の厳しい訓練の賜物なんですよね。
改めて航空業界に対する憧れ、夢、目標意識が強くなりました。

*1:DHC8−Q400はカナダ製