戦後を思ふ

戦後62年。歴史は戦勝国が創る。
これは歴史のセオリーであり、皮肉な現実。


大都市は焼け野原、沖縄の上陸戦、広島・長崎には原子爆弾が投下され、日本の経済力は地の底まで落ちた。
実質、進駐軍の占領は50年には終わったが、安保条約締結と共に隠された占領に置かれることになる。
朝鮮戦争ベトナム、湾岸、アフガン、イラク・・・戦争には直接関与していなくても、日本国内の基地から戦場へと戦術機が飛び立つ沖縄。
私は沖縄に深い関係は無いけれども、同じ日本である以上、沖縄は未だに傷が絶えない地域だと認識している。つまり日本から戦争が無くなったわけではない。


そして、学校のパン給食や、食の欧風化による小麦・食肉の消費増大は、アメリカが日本を食料植民地へ置くの第一段階であり、それは現代のアメリカが日本へもたらした戦後最大の長期作戦だと言える。



アメリカとの関係強化による目まぐるしい技術発展は、日本の経済発展に大きく貢献したが、同時に新たな問題をもたらした。これ以上のアメリカとの密着は、いずれ手痛い打撃となり日本を襲うだろう。


これからが新たなる戦いの始まりだと思う。これは単純な人間同士の殺戮ではなく、国民全体に関与する問題ではないだろうか。そしてそこに気付いてる国民がどれだけいるのか。私も気付いてない人の1人かもしれない。ただ、、少しでも分かることから始めたいと思う。



ニッポンの戦後はいつやってくるのだろうか・・・







毎年同じ様な内容を書くのもアレだったので、ちょっと切り口を変えてみました。
単純に「戦争反対!」と叫ぶのはもう時代後れだよね。戦争を知らない最期の昭和世代のヒトリゴト